保険商品に「良い」「悪い」は、ありません
前回のコラムでは保険をまかせるにも2種類あり、
『すべておまかせ型』と『オーダーメイド型』があるとお話ししました。
よく「なにか良い保険はありますか?」と聞かれますが、
私は保険商品に「良い」「悪い」といった区分はないと思います。
では、どのような保険だと満足できるのでしょう。
私はその人の「期待していること」に合った内容の保険が、結果的に「良い」と感じられる保険になっていると考えます。
たとえば住宅を建てる際はどうでしょうか。
多くの場合、住宅の「専門家」に自分の思いを伝え、その思いにあった間取りや材料などを決め、予算に合わせた様々な手配をするわけです。
そして、建てた後も同じ専門家にリフォームや増改築、メンテナンスを依頼する方が多いと思います。
保険も同様で、まかせて安心だと思える「保険の専門家」に出会うことが大切です。
そして、何のため、いくら、いつまで、必要なのかをしっかりと話し合うことが重要です。
ただし、ピッタリと自分に合った内容でも掛け金が高く、払い続けることが困難になってしまっては本末転倒。
将来に渡り払い続けられる予算と、払い込む期間をしっかりと話し合い決めていきましょう。
保険は加入することが「ゴール」ではありません。
いつ起きるか分からない万が一の時、しっかりと保障を受けられるように、メンテナンスや管理をしてもらえる「保険のプロフェッショナル」にまかせること。それが本来の『オーダーメイド型』だと思います。
それでは、どのようなタイミングで保険の見直しをすればよいのでしょうか?
次回は「見直しのタイミングはいつか?」を考えたいと思います。